産地リポート群馬キャベツ

2024.7.14
本日は、夏場のメイン産地、群馬県吾妻郡嬬恋村・大笹地区を視察してまいりました。 山の上は、気温19℃雨の1日で肌寒く、上着がいる1日でした。
令和6年6月末よりやわらか系の出荷が始まり、豊作傾向との事です。 気候良く、前進出荷になっているようです。 7月に入り、品種:初恋が始まりましたが、巻甘く、病気発生し、棚持ち悪し。
7月中旬には、品種切り替わり、状態良く、価格も安定し、順調に流れているようです。
野菜が出来上がるには、2~3か月かかり、今年2月・3月の天候不順により、 5月は野菜全般高騰し、キャベツ10k5,000円相場になりました。
群馬キャベツも前進出荷との事で、16日境に減ってきているようです。 (次の収穫分が大きくなっていない為、収穫出来ず)
加工キャベツに付きましては、北海道キャベツ価格の値上げ(JR運賃・肥料等の高騰)により 加工業者は、去年と同じ価格の群馬県産に大きく流れており、豊作傾向ですが、 夏場の天候により、波乱がおきる可能性があり、また、群馬県産に集中することで 切上がりが早まる可能性も考慮し、 逆に北海道産キャベツを減らすことなく、使用することが得策だと思われる。

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